実践・ケース 支援の工夫

切り替えができない子への対応:見通し(予告・スケジュール)と声かけのコツ 🌟

はじめに:「切り替えられない」は意志の問題じゃないよ😌

放デイの現場でよくあるのが、こんな場面です。

  • 「もう片付けようね」と言っても動かない
  • 「次はプリントだよ」で固まる
  • 「いやだ!まだやる!」と強く抵抗する

でも、これは「わがまま」や「反抗」だけで片づけられるものではありません🙅‍♂️
ASDのある子どもは特に、次に何が起きるか分からない不安や、注意を別の対象に移す難しさいつものパターンが崩れるストレスが重なって、切り替えが難しくなりやすいと言われています🧠

だから支援のコツは、「気合いで切り替えさせる」ではなく、切り替えやすい仕組みを作ることです✨


1) なぜ切り替えが難しいの?背景をかんたんに整理🔍

切り替え困難を理解するキーワードが、認知的柔軟性(状況に合わせて考え・行動を変える力)です。

研究でも、ASDのある子どもは「タスクの切り替え」が必要な課題で、処理に時間がかかったりミスが増えたりしやすいことが報告されています。
つまり切り替えの苦手さは、「やる気」よりも脳の処理特性として考えるほうが支援につながります😊

現場でよく混ざっている要因はこんな感じです👇

  • 言葉だけの説明が分かりにくい(「あとで」「もうすぐ」が伝わりづらい)
  • 空気や文脈のサインに気づきにくい(周りが片付け始めた、先生のトーンが変わった等)
  • 好きな活動ほどやめにくい(集中が強いほど止めるコストが高い)
  • 次が見えないと不安が増える(分からない=こわい、になりやすい)

なので「切り替えられない=困っているサインかも」と見立てるだけで、対応の方向が変わります🌱


2) エビデンスでもよく使われる!支援の3本柱🧩

切り替え支援は、次の3つをセットで考えると強いです💪

① ビジュアルスケジュール(視覚的スケジュール)📅

その日の流れを、写真・イラスト・文字で見える化する方法です。

放デイでの使い方例👇

  • 1日の流れを壁に貼る(来所したら一緒に確認する習慣)
  • 「いま」と「次」だけを2コマで見せる(ファースト→ゼン)
  • 終わったら外す/裏返す(「終わった」が目で分かって安心✨)

「言われたからやる」ではなく、自分で確認できるのが大きなメリットです😊


② 事前予告(アドバンスノーティス)🔔

「あと5分で終わりだよ」など、終わりの前に伝えて心の準備を作る方法です。

ただしポイントがあります☝️
切り替えが難しい理由が…

  • ✅ 不確実性(次が分からない不安)なら、予告はかなり効きやすい
  • ⚠️ “好きなことをやめたくない”が主因だと、予告だけでは足りないことが多い

つまり、予告は万能ではなく、原因に合わせて他の工夫とセットがコツです🧠✨


③ 視覚的タイマー・カウントダウン⏱️

「あと5分」がピンとこない子には、タイマーが強い味方です。

残り時間が目で減っていくと、子どもは
「まだある」「あと少し」を自分で確認できます👀

突然「おしまい!」と言われる衝撃が減って、切り替えがスムーズになりやすいです🌈


3) 実践編:放デイで使える声かけのコツ🎤

声かけは“突然”より“段階”が勝ち✨

NG例:
「もうおしまい!片付けて!」(急に終わらされる感じで爆発しやすい💥)

OK例(おすすめの流れ)👇

  1. 「あと5分で終わりにしようね」+タイマーセット⏱️
  2. 「あと1分だよ。どこで切りにする?」(着地点を一緒に作る)
  3. 「よし終わり!次は〇〇だよ」+スケジュールを指す📅

この「一緒に着地する」感じが大事です😊


「選択肢」を渡すと切り替えやすくなる✅

「今すぐやめなさい!」だと、主導権を奪われた感覚になりやすいです。

代わりに👇

  • 「あと1回やったら終わりにする?今すぐ終わりにする?」
  • 「片付けは、ブロックから?カードから?」

小さな選択でも、自分で決めた感覚が抵抗を弱めます🌱


「次の楽しみ」を見せると移行が入口になる🌈

「終わり」はつらくても、
「終わったら次にいいことがある」と分かると動きやすくなります。

  • 「片付けたら、おやつだよ🍪」
  • 「終わったら、自由遊びで〇〇しよう🎮」

切り替えを「終わり」ではなく「次への入口」にするイメージです🚪✨


4) 特に難しい2場面の対策🔥

① 好きな活動→次の活動(いちばん難しい!)

予告だけで足りないときは👇

  • 次の活動を「少し好き」に寄せる(選べる、短い、得意から入る)
  • 切り替えできた瞬間に具体的にほめる
     「タイマー見て終われたね!すごい👏」

小さく成功を積むほど、切り替えスキルは育ちます😊

② 初めての活動・場所

初めては不安が増えやすいので、事前の「予習」が効果的です📷

  • 写真や動画で見せる
  • 流れを2〜3個だけ先に伝える
  • 「分からない」を減らして安心を作る

保護者の方へ:家庭でできること🏠

放デイと家庭が同じ方向だと、子どもはぐっと安定します😊

おすすめは👇

  • おうちスケジュールを3コマでOKで作る(ごはん→おふろ→ねんね🛁)
  • 切り替え直前ではなく、少し早めの予告を習慣にする
  • できたら大げさにでなくてOKなので、具体的にほめる
     「自分で終われたね」「次に行けたね」🌟

まとめ:「切り替え」は教えられるスキル✨

切り替えが苦手なのは特性として起きやすい一方で、環境と関わり方で少しずつ伸ばせます📈

大事なのはこの3つ👇

  • 見える化(スケジュール・タイマー)📅⏱️
  • 段階的な予告(心の準備)🔔
  • 選択肢+次の楽しみ(子ども主体)✅🌈

支援者と保護者が同じ言葉・同じ流れで関われると、いちばん力になります🤝

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